スレンダーマンの誕生

スレンダーマンは2009年、「Something Awful」というネット掲示板のフォトショップコンテストに投稿されたことから始まりました。

投稿者Eric Knudsenが作った「異常に背が高く、腕が長く、顔のない黒いスーツの男性」の画像は、瞬く間にインターネット上で拡散されました。

集団的な神話創造

スレンダーマンの特異な点は、多くの人が協力して神話を作り上げたことです。創作であることを知りながら、世界中のネットユーザーが目撃談、写真、動画を次々と投稿。架空の存在が、まるで実在するかのように膨らんでいきました。

現実への影響

2014年、アメリカ・ウィスコンシン州で12歳の少女2人が同級生をナイフで刺すという事件が発生。動機は「スレンダーマンに認められるため」でした。

創作として始まったキャラクターが、現実の犯罪に影響を与えるという前例のない事態が起きました。

現代の都市伝説の特徴

スレンダーマンは「クリーピーパスタ」と呼ばれるインターネット発のホラー創作の代表例です。現代の都市伝説は口コミではなくネットで拡散され、創作と現実の境界が曖昧になりやすいという特徴があります。

日本への影響

日本でもスレンダーマンの影響を受けた創作が多く生まれており、細い体型の怪異キャラクターの原型の一つになっています。