きさらぎ駅とは

2004年1月、2ちゃんねるの某スレッドに投稿された一連の書き込みが、「きさらぎ駅」都市伝説の始まりです。

投稿者「はすみ」は、いつも通り電車に乗っていたところ、見知らぬ「きさらぎ駅」というホームに停車してしまったと報告しました。

はすみの書き込み

投稿によると、無人のホームに降りた後、薄暗い道を歩き続けた末に「助けてください」という言葉を最後に書き込みが途絶えました。

この一連の書き込みは、まるでリアルタイムで体験を共有しているような臨場感があり、読む者を引き込みました。

都市伝説としての広がり

「きさらぎ駅」は後に日本各地で目撃談が語られるようになります。静岡県の遠州鉄道沿線が舞台という説が有力視され、実際に「遠州の怖い話」として定着しました。

2022年には映画化もされており、日本の都市伝説の中でも特に有名なもののひとつとなっています。

インターネット都市伝説の先駆け

きさらぎ駅の特筆すべき点は、「インターネット発の都市伝説」として最初期のものであることです。

掲示板への書き込みという形式が、読者をその場にいるような感覚にさせ、情報が爆発的に拡散しました。現代のSNS時代における都市伝説の原型とも言える事例です。

真相は?

「はすみ」が実在したか、書き込みが創作であったかは今も不明のままです。それもまた、この都市伝説が長く語り継がれる理由かもしれません。